臨床検査科の紹介をいたします。
心臓が血液を送り出すときに生じる電気的変動を目に見える波形に置き換え、記録するもので、不整脈・心肥大・心筋梗塞など心臓機能の異常を調べる検査です。
24時間記録できる心電図をつけたまま日常生活を過ごしていただき、不整脈や動悸・胸痛などの症状が出た時の心電図の変化を観察する検査です。
安静時心電図検査の後、階段昇降を行っていただき、心臓に負荷を与えた状態での負荷心電図を記録し、安静時と比べて波形がどのように変化するかを調べる検査です。
尿検査は患者様に身体的な苦痛を与えることなく、身体のいろいろな情報を知ることが出来ます。尿検査では、PHや糖・蛋白・潜血などが出ていないか調べる尿定性検査と、尿を遠心分離器にかけて、赤血球や白血球・結晶・細胞・細菌などを顕微鏡で観察する尿沈査検査を行っています。
血液中の赤血球数や白血球数・血小板数などを測定し貧血や多血症・炎症の程度を調べる検査です。
動脈血中の酸素量や炭酸ガス量を測定し、呼吸状態を把握します。
肺活量の測定と努力性肺活量の測定を行う検査です。一杯に息を吸ったり吐いたりしてもらい肺の働く能力を調べます。
患者様の頭部に電極をつけて波形を記録することで、てんかん・脳腫瘍などの異常がある場合はそれぞれの病気に特有の波形を確認することができ、病気の診断に役立ちます。
心疾患と脳血管疾患の原因は動脈硬化と言われています。その検査は左右の上腕と足首の4箇所の血圧を測定する事によって動脈の閉塞や硬化を推測できます。検査時間は準備を含めて10分程度です。